こんにちは、まいです。
今日は、
「自分では当たり前だと思っていることほど、
人から求められてる」ってお話です。
たぶん、
情報発信をしようと考えたことがある人なら、
一度は思ったことがあると思うんですが、
「もっと難しいことを書かなきゃ」
「人の役に立つためには専門的なノウハウを届けなきゃ」
って、つい肩に力が入りがちに。
でも、じつは求められてることって、
もっと低いところなんです。
娘とイラストの練習始めました
「これ見てみて」
夫から差し出されたスマホの画面には、
夫の元同僚から届いたLINEが。
画像が2枚並んでいて、
一枚は練習を始めたばかりのイラスト。
そしてもう一枚は、
現在描いたという最新のイラスト。
見比べた瞬間、
その成長ぶりがほんとにすごくて、
「え、めちゃくちゃ上手くなってる!」
夫とふたりで
「すごいね」「上手いね」と盛り上がりました。
そのとき、
心の奥に眠っていた記憶が
ふっとよみがえりました。
私もは小さいころから絵を描くのが好きで、
20代の半ばくらいまでは
イラストを描いて遊んでました。
だから、夫の同僚の上達した絵を見て、
「私もまた練習してみたいな」
「楽しそうだな」と自然と声に出ました。
すると、
横で聞いていた娘がすぐに食いついて、
「〇〇ちゃんも一緒にやりたい!」とノリノリ。
その一言に背中を押され、
親子で「一日一枚ノートに描く」という
小さな挑戦を始めることにしました。
でも、いざ描いてみると
全然思うように描けなくて。
頭の中のイメージと
ノートに残った線の差に
ちょっと落ち込みましたw
「どうやったらもっと上手くなるんだろう…」
そう思い、
YouTubeで「イラスト 初心者」と検索してみました。
ところが、出てきた動画は
たしかに「初心者向け」と書いてあるけど、
見てみるとすでに
“ある程度描ける人”が前提になっている内容ばかり。
「この状態からスタートしました」というイラストが、
すでにプロレベルっていう。笑
「いやいや、初心者って言っても
私が求めてるのはもっと基礎からなんだよ!」
って心の中で突っ込みました。
そんな中、ひとつの動画が目にとまりました。
それは、小学生のお子さんを持つ
イラストレーターの方が配信していたもの。
タイトルは「娘が30分で絵が上手くなった方法」。
軽い気持ちで再生したのですが、
これがめちゃくちゃ分かりやすかった!
難しい言葉は一切なくて、
子どもでも理解できる説明。
見てて「なるほど!」って
声が出るくらいシンプルで、
「これならできるかも」って思えました。
そのとき、ハッとしました。
これって、
発信にもまったく同じことが言えるなって。
求められてるのは、ずっと手前
発信するってなると、
つい難しいノウハウや
専門知識を出さないと!と思いがち。
もっと深いことを話さなきゃ、
もっとすごい情報を提供しなきゃ、と力んでしまう。
だけど、実際に喜ばれるのって
「基礎の基礎」なんですよね。
イラストでいうと、
みんな元からある程度
うまい絵が描けるワケじゃない。
人に失笑されるような状態から
始める人のほうが案外多い。
そんな人は、
まずは写真を下敷きにしてなぞってみるとか、
形をマネしてみるとか。
小さな一歩からスタートするのが自然なんです。
発信も同じで、
自分が「こんなの当たり前」って思ってることこそ、
他の人にとっては
「え、そんなやり方があったんだ!」って
目からウロコになることも。
わたしも以前は、
自分の発信に自信が持てませんでした。
人と比べて
「自分には大したことが言えない」
と思ってしまったり、
立派なノウハウを持っていないと
発信する価値がないと感じてしまったり。
でも娘とイラストを練習する中で、
あらためて、
その考え方は違うなって実感しました。
大事なのは、“すごい情報”じゃない。
“当たり前すぎて価値がない”
と思っている自分の経験こそ、
誰かにとって必要とされる宝物。
だからこそ、発信するときは、
もっと肩の力を抜いていいんです。
自分の知ってることとか
工夫をちょっと出すだけでいい。
それが誰かの背中を押したり、
行動のきっかけになったりするから。
あなたにとっての「当たり前」ってなんですか?
もしかすると、それこそが今、
誰かにとって必要とされている
知恵かもしれません。
PS.
知識を”知ってる人”向けから、
“知らない人”向けに
発信の方向性を変えたことで
収益が倍増しました。
その方法を書籍にまとめたので、
まだの人はぜひ受け取ってみてください。